イオンブレード■イオンブレードについて■ イオンブレードは、一般的な二極端子による発光器ではなく、単極にて発光させる機器となります。 単極部に高圧(3kV以上)・150kHzの交流を流す事により、高輝度な光を発します。 また、加圧する電圧を変動させることによって、光の長さを制御する事が可能で、主に美術的な 発光器具としての使用に最適です。
■イオンブレード詳細スペック■
■Type-AとType-Bの違い■ ・Type-AとType-Bの違いは、ブレードの根元部分に突起があるかどうかの違いのみと なります。通常根元部分は、ブレード固定の際に外部からは隠れる部分となりますので、 初めてイオンブレードをお使いになられます場合等には、 安価なType-Bがお勧めとなります。 ※突起は、管の端から約35mm~45mm付近に約10mm程、本体から出ております。
■イオンブレードの動作原理■ イオンブレードの動作原理は、インバータより発生された高圧が、 イオンブレードの中のガスを励起することによりブレードを発光させます。 励起中は電荷がブレード周辺に溜まり、これらは空気中や導電体を伝って、 アース等に電荷を吸収し発光します。 原理上、イオンブレードを先端まで綺麗に発光させるには、 アースの管理が必要不可欠となります。 ■アースの取り方■ イオンブレードのブレード部に発生する電荷は、 より流れやすい部分から、バッテリーへ戻っていこうとします。 イオンブレードの周りからバッテリーまでの間に、ただの空間しかない場合は、 下記の通りの道を通るため、ブレード根元より放射された電荷は、 出てすぐにバッテリーの方へ最短距離で戻ろうとします。 その為、ブレード自体の発光が先端まで届かなくなります。 バッテリー(特に-側)と、イオンブレードの先端を地面に設置した場合、 イオンブレードの根元より放射された電子は、 地面を通ってバッテリーへ向かうため、先端までしっかりと電子が流れ、 発光する事になります。 イオンブレードの周りを適当な素材の保護管で覆い、 根元と先端を何かしらの部品によって固定した場合、 イオンブレードの根元より放射された電子は、 先端まで流れ、先端より固定材を伝い、更には保護管を伝いながら流れ、 バッテリーまで最短距離で戻ります。 一般的な使用用途から考えますと、 この保護管によるアースの取り方が一番好ましい方法となります。 |